アストラゼネカ、国内で新型コロナ向け抗体医薬の第3相試験開始|業界ニュース

医師の求人・転職・アルバイトはマイナビDOCTOR

アストラゼネカ、国内で新型コロナ向け抗体医薬の第3相試験開始

マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
アストラゼネカが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗体医薬候補として、「AZD7442」の国際共同第3相臨床試験(TACKLE試験)と第1相臨床試験を日本国内で開始したことを発表しました。AZD7442は、同ウイルスに感染した回復期の患者さんが持つ2種類の抗体を組み合わせた長時間作用型抗体で、治療のみならず、予防効果も期待されています。

アストラゼネカは3月31日、開発中の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗体医薬候補「AZD7442」について、日本国内での国際共同第3相臨床試験(TACKLE試験)と第1相臨床試験を3月より開始したと発表した。

AZD7442は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染した回復期の患者が持つ2種類の抗体を組み合わせた長時間作用型抗体(LAAB)。米ヴァンダービルト大学医療センターが発見し、治療効果が6~12カ月持続するようアストラゼネカ独自の技術で半減期が延長された。

■治療だけでなく予防効果への期待も
AZD7442は実験段階でSARS-CoV-2の宿主細胞への結合をブロックし、細胞・動物の疾患モデルにおける感染から保護することが示されている。筋肉注射による投与で、SARS-CoV-2に感染した患者の発症・重症化予防に加え、ウイルスにさらされる前に予防する効果も期待されており、予防薬としてワクチン接種を補完する可能性もあるとされている。

TACKLE試験はCOVID-19治療の適応取得を目指すもので、18歳以上の男女1700例の登録を目標に、日本のほか米国、英国、ドイツなどでも実施されている。

アストラゼネカは、AZD7442の承認が得られた際に日本に抗体医薬を提供する方向で昨年末より日本政府との交渉を開始している。

出典:Web医事新報

RECENTLY ENTRY最新記事

RECOMMEND ARTICLEおすすめ記事

CATEGORY記事カテゴリ

医師転職ナレッジ
意外と知らない医師の転職市場。ここでは、医師の転職市場全体の動向や、診療科目別のトレンドなど希望のキャリアを実現するナレッジを紹介いたします。
医師の現場と働き方
このコンテンツでは、勤める環境によって、医師がどんな働き方になるのかをデータや現場レポートを交えて紹介いたします。
DOCTORY(ドクトリー)
「Doctor=医師」+「Story=物語」+「Victory=成功、喜び」から成る造語です。第一線で活躍される先生方のキャリアや生き方に関するお話をうかがい、若き医師たちの指針となるようなメッセージをお届けします。
スペシャルコラム
最新の医療関連情報はもちろん「開業」のヒントや「お金」の話など、医師のライフスタイルを豊かにする情報満載。
世界の医療NEWS
世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

求人検索

まずは【勤務形態】を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください