マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
英国ではファイザー社の新型コロナワクチンの接種がまもなく開始されることもあり、日本国内でのワクチン接種の動向が注目されます。菅義偉首相は12月4日の記者会見で「安全性・有効性を最優先としつつ、承認されたワクチンを直ちに必要な方に接種できるよう、事前の準備に万全を尽くしている」と述べ、具体的な接種開始については「予断をもってその時期を明確にすることは控えたい」とするにとどめました。なお、接種費用については国が負担するとした改正予防接種法が12月2日に成立しています。
菅義偉首相は12月4日、臨時国会の事実上の閉会を受け、首相官邸で記者会見し、開発の最終段階に到達したものもある新型コロナウイルスのワクチンについて「安全性・有効性を最優先としつつ、承認されたワクチンを直ちに必要な方に接種できるよう、事前の準備に万全を尽くしている」と述べた。
菅首相は、新型コロナワクチンの接種費用を国が負担するとした改正予防接種法が2日に成立したことを踏まえ、「最新の科学的知見に基づいてしっかり審査した上で承認したものについて、全額国の負担で接種を行わせていただく」と説明。
接種開始のメドについては「予断をもってその時期を明確にすることは控えたい」としながら、「最初は医療関係者、高齢者などと順番を決めるわけだが、自分に順番が回ってきたら接種させていただきたい」と、自らも進んで接種を受ける考えを示した。
出典：Web医事新報
