はじめての「スポットアルバイト」選び方のポイントは?|医師転職ナレッジ

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はじめての「スポットアルバイト」選び方のポイントは?

医師の働き方はさまざまです。病院に常勤医として週4日から5日ほど働くことも可能ですし、フリーランス医師として非常勤医として働くことも可能です。最近の働き方では企業に産業医として属したり、研究者として仕事をしたりすることもできるようになってきました。そんな中、ちょっと特殊ともいえる働き方に「スポット勤務」があります。ここでは、どのような働き方で勤務日はどの程度なのか、働くときに気をつけたいポイントなどをご紹介いたします。

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1.スポット勤務はどんな働き方か

スポット勤務とは、病院の人員が足りないときに急きょ発生する求人のことです。ほとんどの場合、1日だけのごく短期間の勤務となります。たまに2~3日連続しての勤務があることもあります。単発のアルバイトというイメージが一番近い働き方かもしれません。急遽発生する求人であるため基本的に継続はしません。そこがほかの働き方とは異なります。

たとえば常勤医は週に4日から5日程度の継続した勤務をする必要があります。一般のサラリーマンに近い働き方で、勤務日数や時間にあまり融通が利かない一方、雇用は安定しているのです。急に雇用がなくなることはありませんし、社会保険にも加入でき有給休暇や夏季、年始休暇、慶弔休暇、退職金などの制度もしっかりと利用することができます。

非常勤勤務とスポット勤務は似ているところがありますが、非常勤勤務の場合は人員不足があらかじめ長期間見込まれている場合に発生する求人です。週に1~2日程度の勤務が発生します。一般企業の契約社員に近い働き方で、契約の期間が定められていることがあります。契約期間中に人員が充足した場合は雇用が打ち切られることもあるでしょう。ただし非常勤勤務医の場合、常勤医と比べて報酬が多くなる傾向にあります。近年では常勤医としてではなく、フリーランス医として非常勤勤務をする医師も増えている傾向にあります。

スポット勤務急な人員不足によって生じる求人なので、安定性に欠けるでしょう。中にはスポット勤務しか行っていない医師もいるかもしれませんが、近くで急なスポットが出るかどうかは直近になるまで分かりません。スポット勤務のみで生計を立てようとすると、月により収入の差が生じる可能性があります。

もともとスポット勤務は、常勤勤務の間の研究日や休みに入れることが多かったものです。近年では求人数が増えているため、スポット勤務だけでも生計を立てることは可能になっています。

2.はじめてスポット勤務をするときに気を付けたいポイント

スポット勤務をするときに気を付けたいポイントが「働きやすい病院であるかどうか」です。基本的にスポット勤務は、健康診断一般外来などの専門性があまり高くない診療で行われます。しかし、麻酔科や産婦人科など高いスキルを要するスポット勤務が発生する場合もあります。スポット勤務で働くときは、はじめてその病院に行くというケースがほとんどでしょう。普段使っている薬剤や機材があるかどうか、人間関係は悪くないか、ほかの科との協力体制はどうなっているかといった働きやすさに関する情報を集めることが重要です。

スポット勤務で緊張してしまうほとんどの理由が「はじめて行く病院であること」に起因します。そのためはじめての病院でも緊張しないように事前の情報収集が必要です。スポット勤務をする場合、自分で見つけてくるのではなく転職サイトやエージェントを経由することがほとんどだと思います。勤務を決める前に、内情についてきちんと聞くようにしましょう。

3.どんな軸で選べばよいか

スポット勤務は基本的にそこまで専門的に診療を行いません(ただし例外もあります)。そのため自分の希望する条件を第一に考えれば良いでしょう。たとえば、あまり給与面で水準の高くない大学病院などに務めている場合、週1日の研究日を給与の高いスポット勤務をして過ごすというのは十分に考えられる条件です。健康診断でも1日あたり6~8万ほどの報酬となることが多いので、週1日、月4回行うことで24万から32万ほどの収入アップにつながります。

出産や子育てでブランクがあり、まず少しずつ医療の勘を取り戻したいというときもスポット勤務は有効です。自宅から近い病院で少しずつ勘を取り戻すことができます。

スポット勤務はどんな軸で選んでもそこまで問題ないでしょう。ただし事前に働きやすい病院であるかどうかのチェックをすることは重要です。もう一点、スポット勤務は急遽人員が不足することで発生する求人です。出たとしてもすぐにほかの人で決まってしまい、なかなか自分に決まらないということもあります。事前に転職エージェントなどにこの日にスポット求人が出たら素早く教えて欲しいと頼むことで、成約する可能性は高まります。

文:太田卓志(麻酔科医)

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