マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
医道審議会医道分科会の答申を踏まえ、厚労省は詐欺罪などによって医師4人、歯科医師1人などの業務停止処分を決めました(処分は11月14日付で発行)。中でも、もっとも重い業務停止3年の処分を受けたのは京都府長岡京市の彭信敏(ほう・のぶとし)医師(56)で、交通事故に遭った3人の通院日数を水増しして、自動車保険金を自身が経営する整形外科医院名義の銀行口座に入金させていました。
厚生労働省はこのほど、医道審議会医道分科会の答申を踏まえ、医師4人と歯科医師1人の業務停止処分を決めた。処分はいずれも14日付で発効する。【松村秀士】
今回の医師と歯科医師の業務停止は、3年と9カ月、8カ月がそれぞれ1人で、4カ月が2人。このほか、厳重注意は医師が6人、歯科医師が4人だった。
15人の中で最も重い業務停止3年の処分を受けたのは、京都府長岡京市の彭信敏(ほう・のぶとし)医師(56)。厚労省が公表した事件の概要によると、彭医師は、交通事故に遭った3人の通院日数を水増しして、自動車保険金を自身が経営する整形外科医院名義の銀行口座に入金させた。京都地裁で2018年3月、詐欺罪によって懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡されていた。
出典: 医療介謹CBニュース