【医師の転職】やってはいけない面接NG集|医師転職ナレッジ

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【医師の転職】やってはいけない面接NG集

医師は医局人事により勤務先が半ば自動的に決まることが多いため、一般企業に勤める会社員のように就職時の面接を経験した方は少ないと思われます。しかし、転職活動では面接は付き物。苦手意識があったり、慣れていなかったりするゆえに面接で思わぬ失敗をしてしまい、不採用になってしまうケースもあります。そこで今回は、医師転職のプロであるマイナビDOCTORのキャリアパートナーに聞いた「悪印象を与える面接のNGポイント」を紹介します。

1.社会人として最低限のマナーは必須

医師の面接試験で落とし穴となるのが、服装や態度などマナー面の問題です。医師は医療機関という特殊な環境で働いていることもあり、一般的な社会人としてのマナーに疎いことも少なくありません。しかし、面接は、医師として患者さんやその家族に適切な接遇が行えるかどうか判断される場でもあります。どれだけ診療能力に自信があっても、社会人としての最低限のマナーは必須です。

2.こんな面接はNG! 【服装】

2-1.ジャケットなし

面接時のマナーで最も注意したいのは服装です。常識を逸脱したカジュアルすぎる服装は、先方に極めて悪い第一印象を与えかねません。

面接時の服装の基本は「ビジネスカジュアル」です。男性であれば「スーツ+ネクタイ」、女性であれば「ジャケット+スカートorパンツスタイル」が望ましいでしょう。しかし、医師の中にはスーツやネクタイに不慣れで抵抗のある方もいます。その場合は、「シャツ+ジャケット」「ワンピース+ジャケット」など、ジャケットを羽織ることで「きちんと感」を演出するとよいでしょう。

2-2.短パンなどラフすぎる服装

過去には短パン姿で面接に挑んだ強者もいたという話もあります。短パンは極端な例ですが、どのような服装が適しているのか見当もつかないという医師もいるかもしれません。面接時の服装に関して疑問点があれば、マナー本やインターネットを参考にするのも一つの方法です。転職エージェントを利用している場合は、もちろん担当者に遠慮なく確認してください。

3.こんな面接はNG! 【言葉づかい・態度】

3-1.小さな声でボソボソ

医師に必要なのは臨床能力や医学知識だけではありません。医療行為は様々な人々と信頼関係を築いたうえで行われるものですから、患者さんやその家族とスムーズにコミュニケーションを図り、看護師などの医療スタッフと良好な関係性を築くことも医師には必要不可欠な能力だといえます。

そのため、コミュニケーション能力の高さが大きな評価ポイントとなり、面接でも重点的にチェックされるのです。面接時には、緊張していたとしてもしっかりと相手の目を見て、ハキハキ明るく話すことを心がけましょう。下を向いてボソボソと小さな声で話していては、患者さんへの説明すら十分にできないのではないかと思われても仕方ありません。

3-2.高圧的

一方、威圧的で高慢な物言いの医師も敬遠されます。長年医師として医療機関で働いていると「先生」としての振る舞いが身に付き、知らず知らずのうちに高圧的な印象を与えてしまうケースも多くみられます。特に面接の場では、意識的に謙虚かつ丁寧な言葉を選んで話すようにしましょう

3-3.椅子にもたれかかるなど横柄な態度

医師は主に「対患者さん」の仕事ですから、面接での態度や言葉遣いはそのまま患者の接遇にも反映されるととらえられます。言うまでもなく、傲慢で横柄な態度は絶対NGです。面接時には椅子に浅く腰かけて背筋を伸ばし、面接担当者が明らかに年下であっても正しい敬語を話すよう心がけましょう

4.こんな面接はNG! 【話題】

4-1.ネガティブな退職理由

先方に快活な印象を持ってもらうためにも、面接ではネガティブな話題を意識的に避けることが大切です。例えば、前の職場の退職理由を聞かれたとき、実際は人間関係の悪化が原因だったとしても、それをダイレクトに伝えるのはNGです。ネガティブな話題は、そのまま自身のネガティブな印象となって相手の心に残りかねません。「若手の医師が多くて業務が回らず、職場の雰囲気が穏やかならぬものとなり、自身の技術を十分に生かすことができなくなった」などと婉曲的な説明をしつつ、それでも前向きな姿勢は失っていないことをアピールしましょう

また、転職回数が多い場合は、その理由を聞かれる可能性が高いと考えられます。ただし、医師の世界では、転職回数が多いからといって直ちに問題視されるとは限りません。「自身の技術を見込んでくれた知り合いの医師から誘われた」「より自身の技術を発揮しやすい環境を求めて情報にアンテナを張っていた」など、前向きな方向に落とし込んだ説明を事前に考えておきましょう。

4-2.お金の話

さらに、面接中に自ら待遇面の話を持ち出すときは、よくよく注意が必要です。できれば、先方から切り出されることを待ったほうが無難でしょう。転職エージェントを利用している場合は、担当者が本人に代わって交渉に入ってくれることが多いので、精神的にかなり楽になると思われます。

▼キャリアパートナーからのワンポイントアドバイス
転職活動で「初めて面接をする」という医師の方も多く、面接の場自体に苦手意識を持っていたり、どんなことを質問されるのか不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。マイナビのキャリアパートナーは、面接への不安が最小限になるようしっかりとサポートさせていただきます。また直接人事担当者と交渉がしづらい待遇面も、代わりに交渉いたしますのでお気軽にご相談ください。

PROFILE

成田 亜希子(なりた・あきこ)【取材・文】
 
2011年に医師免許取得後、臨床研修を経て一般内科医として勤務。その後、国立保健医療科学院や結核研究所での研修を修了し、保健所勤務の経験もあり。公衆衛生や感染症を中心として、介護行政、母子保健、精神福祉など幅広い分野に詳しい。日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。

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