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医療法人平和会 平和会クリニック
1993年鹿児島大学医学部卒。同大学附属病院でリハビリテーション科医として勤務し、専門医を取得。10年間在籍したおぐら病院では院長も兼任。退職後に在宅医療の道へ。2013年に訪問診療のクリニックを開業。趣味はゴルフ。
訪問診療専門クリニックを開業した経緯を教えてください。
キャリアのスタート時からリハビリテーション科に携わり、専門医としても経験を重ねてきました。当時はまだ歴史の浅いリハビリテーション科を選んだのは、高齢化社会に向けた医療に興味があったから。病気やケガで入院した患者さんはいずれ自宅へ帰り、生活を続けていかなければなりません。多くの患者さんを診るなかで、退院後のケアやフォローの重要性を痛感していました。個人的な事情で地元に戻ることになり、それを機に開業を決意。「やるなら在宅医療を」と考え、1年間勤務医として学び、訪問診療に特化したクリニックを開設しました。
在宅医療へ取り組む意義についてどのように捉えていますか。
通院が難しく、在宅でしか医療を受けられない人が増えています。そういった方々に、適切な医療・サービスを提供することは非常に重要です。入院・通院とは異なり、在宅医療は生活の場で行われます。そのため、病院での診察では見えなかったリアルな問題に直面することもあります。一方で、患者さんにとって自宅は自分らしくいられる場所。信頼関係を築き、パートナーとしてともに病気や障害に向き合う姿勢を整えられるのが理想ですね。当法人では医療だけでなく、多角的なアプローチができるのが強み。患者さん一人ひとりに対して、過不足ない支援の提供を目指しています。
平和会クリニックで働く魅力・やりがいはなんですか。
開業して10年。手探りのなかで蓄積してきた訪問診療のノウハウに触れられることは大きな魅力の一つではないでしょうか。また、多職種・関連事業所と連携しながら、チームで支援を行う点も特徴です。患者さんの病状や状態、環境は多岐にわたり、さまざまな疾患の方を診ることができます。これは少々大変と捉えられてしまうかもしれませんが、多くの経験ができるという意味ではやりがいにつながるのではないかと思います。大事にして欲しいのは「病気だけでなく、患者さんの生活を含めて診る」という気持ち。人そのものに興味を持てる医師は、訪問診療に向いていると思います。
今後のクリニックの展望を聞かせてください。
クリニックの他、訪問看護や居宅介護支援、看護小規模多機能事業所も展開する当法人。これから訪問診療の需要はもっと高まっていくと考えられています。開業した10年前と比べると、在宅の医療や介護支援を提供する医療機関・事業所も増えてきました。私たちは訪問診療専門クリニックとして、重度の患者さんたちにもしっかりと質の高いサービスを届けていく使命があります。現在、在宅医療の質は病院や施設によってバラバラ。鹿児島における在宅医療の質の標準化に貢献できるよう、情報発信なども行っていきたいですね。
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