マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
日本製薬工業協会が公表した調査によると、処方薬について、医師や薬剤師に必ず何かしら質問する人の割合がもっとも高かったのは「70歳以上」だったそうです。
処方薬について医師や薬剤師に積極的に質問する人の割合が増えていることが、日本製薬工業協会が公表した「くすりと製薬産業に関する生活者意識調査」の結果で分かった。必ず質問していたなどの「積極層」の年齢別では、70歳代以上が最も多かった。【新井哉】
調査は毎年行われているもので、今回で11回目。東京などの首都圏、大阪などの京阪神圏の20歳以上を対象にインターネットで実施し、無作為に抽出した2000人の回答をまとめた。
それによると、処方された薬をもらった時に、医師や薬剤師に「必ず質問していた」と答えた人の割合は4.2%、「質問したことが多い」を含めた「積極層」は25.0%で、3年連続で増えた。
質問内容で最も多かった回答(複数回答)は、「薬の服用方法」(52.3%)。以下は「薬の効能・効果」「薬の副作用」(共に50.3%)、「薬の飲み合わせの注意」(42.4%)、「薬の種類・成分・特徴」(30.8%)などの順だった。
出典:医療介護CBニュース