子育て女性常勤医の半数が緊急呼び出しに対応 ~圧倒的に多い預け先は「夫」|業界ニュース

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子育て女性常勤医の半数が緊急呼び出しに対応
~圧倒的に多い預け先は「夫」

マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
今年2~3月、日本医師会が病院勤務の女性医師にアンケートした結果、乳幼児を育てる常勤医が緊急呼び出しを受けた際、最も多い預け先は「夫」だったそうです。

日本医師会(日医)が病院に勤務する女性医師にアンケートしたところ、乳幼児子育て中の常勤医の半数以上が病院からの緊急呼び出しに対応しており、その際の預け先は「夫」が最も多かったことなどが分かった。日医はこのアンケートの調査結果を、国が検討を始めた医師の働き方改革の議論の材料として提供し、専門領域によっては緊急対応が必要であったり、長時間勤務になってしまったりする医師の支援策の実現を後押ししたい考えだ。【君塚靖】

このアンケート調査では、今年の2月から3月にかけて全病院に調査票を配布。有効回答は1万373人となった。病院に勤務する女性医師の約25%に当たるという。病院からの緊急呼び出しについての対応は勤務形態で異なったが、常勤医で53%となった。また、その際には、「夫が保育」が最も多く、そのほかには、「親等に預ける」「外部に預ける」があったほか、「連れていく」との回答もあった。一方で、病院からの緊急呼び出しについて、「呼び出しなし」「断るまたは他の医師に依頼する」を合わせると47%だった。

また、仕事を続ける上で必要と思う制度や支援策について複数回答で聞いたところ、「勤務環境の改善」が96%で最も多く、次いで「子育てに関する支援」(88%)、「復職に関する支援」(38%)などと続いた。この調査結果について日医総合政策研究機構の上家和子主席研究員は、「医師の働き方改革の議論の中で、労働時間を単にばっさり縮めればいいというのではなく、医師は(患者から)求められ、それに対応しているので、このような(長時間労働などの)結果になっていることを考える材料にしてほしい」と話している。

出典:医療介護CBニュース

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