多言語音声翻訳アプリ、救急現場で活用を 消防庁が提供開始|業界ニュース

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多言語音声翻訳アプリ、救急現場で活用を 消防庁が提供開始

マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
救急現場に多言語の音声翻訳アプリが導入され始めました。
消防研究センターと国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)が開発した「救急ボイストラ」は、英・中・韓・スペイン・インドネシアなど15の言語に対応。音声で救急時の質問をし、表示される回答をタブレット上でタッチしてもらうことができます。
Android版が先行していますが、iOSにも今年度中に対応する予定です。

総務省消防庁は、救急隊員向けの多言語音声翻訳アプリの提供を始めた。来日する外国人の増加を踏まえたもので、英語や中国語、韓国語、スペイン語など15言語に対応。全国の消防本部に活用を呼び掛けている。【新井哉】

このアプリは、救急現場で使用頻度の高い会話の内容を定型文として登録している。例えば、携帯端末の画面で英語を選択し、定型文の中から「いつまで元気でしたか」をタッチすると、その英訳の「When was the patient feeling fine until?」の文章が表示され、傷病者や通報者らが「Just before I called(通報する直前)」などの選択肢を選ぶことができる。

消防庁は、音声翻訳に加え、話した言葉が日本語の文字としても表示されることから、「聴覚障害者などとのコミュニケーションにも活用が可能」としている。

iPad配備の救急隊、「アプリ使えない」

今回配信を始めたのは、Android版専用のアプリだったため、iPadを使っている消防本部からは「救急隊がアプリを使えない」といった指摘が出ている。消防庁はiPadで使えるアプリ(iOS版)に関しては、「今年度中に対応する予定」としている。

また、タブレット端末を救急隊に配備していない消防本部もあり、一部の地域では多言語に対応できない事態も想定される。このような消防本部が新規にタブレット端末を導入した場合、消防庁は個別にアプリに関する情報を提供し、多言語に対応可能な救急隊を増やしたい考えだ。

出典:医療介護CBニュース

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