マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
日医で発行している「医師資格証」の発行総数が今年9月末までで6702枚と、大幅に増加しました。資格証はICチップが内蔵されており、本人確認や地域医療連携での認証などに利用されています。
現在、日本医師会全員の年間手数料は無料。5年ごとの更新時には5000円かかります。非会員の年間利用料は6000円となっています。
日本医師会(日医)の「医師資格証」の9月までの発行枚数が、3月末に比べ3928枚増えて6702枚になったことが分かった。4月以降、会員の年間利用料を無料にしたことが大きく奏功したほか、2016年度の診療報酬改定で、「診療情報提供書等の電子的な送受に関する評価」で医師資格証が算定要件になったことも後押しした。【君塚靖】
日医の医師資格証は、医師の本人確認や地域医療連携での認証などに利用でき、会員の生涯教育講習会などの出欠管理などで活用されている。医師資格証を普及させるために日医は、年間利用料を無料にしたが、内蔵されているICチップなどに費用がかかることから、5年ごとの更新時には、5000円の発行手数料が必要となる。一方、非会員に対しては4月以降、年間利用料を従来の1万円から6000円に引き下げている。
出典:医療介護CBニュース